防災・安全交付金町道大井出谷線柳谷尻橋外(橋梁修繕)工事ブラックライト照射試験
防災・安全交付金 町道大井出谷線柳谷尻橋外(橋梁修繕)工事のコア抜取りによるブラックライト照射試験の写真を掲載します。本工事では、柳谷尻橋と尾白橋の橋梁修繕工事を行なっています。柳谷尻橋と尾白橋共に、橋台にアルカリ骨材反応によるひび割れが発生していました。IPHミストダイヤで穿孔を行い、穿孔した箇所からIPHカプセルを使用して高流動エポキシ樹脂E-396Hを0.06N/mm2吐出圧で注入しました。これにより、コンクリート内部に発生した空隙(0.01mm幅程度の微細なひび割れ)への樹脂充填接合を確認することができました。ブラックライト照射後の写真で青く光っている部分が充填された樹脂です。IPH工法では、コンクリート内部の水を排出し遮断することにより、アルカリ骨材反応を抑制する効果があります。